2024/12/02
年末・年始休診のお知らせ
令和6年12月30日(月曜)午後~令和7年1月4日(土曜)は年末・年始の休診とさせていただきます。
年末は令和6年12月28日(土曜)午前中で診療終了。
年始は令和7年1月6日(月曜)から診療開始いたします。
〒154-0012
東京都世田谷区駒沢1-19-8 アーバネスト駒沢1F
2024/12/02
令和6年12月30日(月曜)午後~令和7年1月4日(土曜)は年末・年始の休診とさせていただきます。
年末は令和6年12月28日(土曜)午前中で診療終了。
年始は令和7年1月6日(月曜)から診療開始いたします。
2021/08/18
2021/08/01
リハビリテーションの受付時間は午前は12:10まで
午後は18:20までになっておりますので、どうぞご利用ください。
2020/03/01
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)のみを恐れて、感染症対策を間違っている方々に、当院より2つのお願いがあります。
どうしても手袋(ビニール・布)を装着されて来院されたい場合は、他の患者さん方・職員の安全の為に、必ず新品の手袋もご用意いただき、入り口自動ドアスイッチに触れる前に新品に交換して下さい。
専門家としては手袋の使用はかえって汚染濃度・機会を高めるので勧めません。それよりも不安な物に手で触れたら、目・鼻・口に触れる前に入念にその手を洗いましょう。
※皮膚疾患や既にアルコールなどで手指の皮膚が荒れていて、手袋を使用しないと不安な方は、下記アドバイスに従って、汚染された手袋の外側で内部には触れずに、慎重に手袋交換を行って下さい。皮膚科・保湿クリームなどの治療も継続して下さい。
咳やくしゃみなど感冒様症状のある方で、どうしても必要で来院される方は、来院時も診察中も常にマスクを装着したまま外さないで下さい。
マスク装着中・外す時・もう一度装着する時は、紐の耳掛け部分以外には触れないで下さい。
マスクの表面布部分を触ったり、触れたまま位置を直す方がいますが、触った手指が猛烈に汚染されるので、この様に扱うのならマスクをしない方が賢明です。もしも、一度装着したマスク(手袋も)に触れてしまったら、至急その汚染された手指を洗い流しましょう。
以下に詳細な理由を記載しますので、時間に余裕の有る時にでもご一読いただければ幸いです。
どうしても手袋(ビニール・布)を装着されて来院されたい場合は、他の患者さん方・職員の安全の為に、必ず新品の手袋もご用意いただき、入り口自動ドアースイッチに触れる前に新品に交換して下さい。
手袋交換の際も細心の注意を払って、はめてきた汚染手袋の外側部分、特に指先部分で手袋の袖下側部分から内部に触れない様に、まずは指先どうしで持って、片方を指先からつまんだまま抜いて外します。その外した手袋をつまんだ方の手袋の外側にまるめこむ様に持って、まだはめている方の手袋の袖口側の端だけを外した方の指でつまみながら手袋の内側が表になる様にひっくり返しながら、先に外した方の手袋を包み入れる様に外して交換して下さい。(ここまで読んでいただければ、いかに装着した汚染手袋を清潔に外すのが難しいか、分かっていただけるかと思います。)
私たち外科医でも手術中の手袋の交換には患者さんを感染させない為に神経を使います。また手術中は滅菌ガウンを使用していて、袖も滅菌されているから比較的安全に交換可能なのです。
一般の方々には全ての衣服の滅菌は不可能なので、新品の手袋を入れるかばん・財布の滅菌も含めて完璧な対応は無理です。買い物やATMも含めて何にも触れずに生活するのはもっと不可能です。
もしも、汚染物に手袋で触れてから新品の手袋に交換せずに、次の物にその汚染手袋のまま触れたら次々と汚染物を媒介します。手袋をしての買い物は一度触れた物を商品棚に戻したりしてしまったら、その都度手袋も新品に交換しなければ、次々に汚染物質を付けて回っているのと同じ行為です。
よって専門家としては手袋の使用はかえって汚染濃度・機会を高めるので勧めません。それよりも不安な物に手で触れたら、目・鼻・口に触れる前に入念にその手を洗いましょう。
マスクは色々と言われていますが、意味が有ります。自分の呼気から湿気が逃げるのを防いで、気道粘膜の保湿・繊毛運動を助けて、異物除去に貢献します。
確かにウイルスは通過もしますが、自分が咳やくしゃみをした際に他人にウイルスを飛散させにくくする効果も有ります。
他の患者さん方・職員の安全の為に咳やくしゃみなど感冒様症状のある方で、どうしても必要で来院される方は、診察中も含めて、必ず常時マスク装着をお願いします。
マスクが購入出来ない方は、ハンカチやタオルなどでカバーして下さい。
当院では11年前から新型コロナウイルス感染だけではなく、インフルエンザウイルス感染・肺炎球菌感染・結核菌感染・風邪予防の為にも咳・くしゃみエチケットの掲示は続けていますのでご一読下さい。
ただし、マスクの使用・保管方法はかなりの方が間違っています。
ヒト呼吸器コロナウイルスの特性は表面が油脂の膜で覆われている為、パウダーの様には舞わないけれども、あらゆる物にこびりつきます。カードなどのプラスティックのツルツルした表面(ビニール手袋も)でも3日間、マスクや衣服の表面(布手袋も)では9日間感染性を保持するとのデータも有ります。
上記理由により、一旦装着したマスク(手袋も)の表面は猛烈に汚染されている可能性が有るので、外す時やもう一度装着する時は紐の耳掛け部分以外には触れてはいけません。もちろん捨てる時もです。
マスクの表面布部分を触ったり、触れたまま位置を直す方がいますが、触った手指が猛烈に汚染されるので、この様に扱うのならマスクをしない方が賢明です。もしも、一度装着したマスク(手袋も)に触れてしまったら、至急その汚染された手指を洗い流しましょう。
一度装着したマスク(手袋も)を一旦畳んでポケットや鞄に入れる行為も汚染区域を広げるだけです。
自宅などで一旦外す場合は、玄関にマグネットなどのフックやS字フックを家族人数分それぞれ用意して、紐の部分でフックにぶら下げて、もう一度外出する場合は紐の部分のみを持って慎重に再装着します。
マスクをしている最中の呼吸方法も油断して口呼吸になりがちなので、鼻毛のバリアーが有る鼻呼吸を常に心掛けることをマスクが有るからといって忘れてはいけません。
ウイルスや菌は、ほとんどは手から目・鼻・口を介して感染します。この季節花粉症の患者さんは非常に辛いです。どんなに眼瞼が痒くても、鼻水が出て鼻をかみたくても、洗わない手で目・鼻・口には触れないのが重要です。
一般の方々が争ってアルコール除菌スプレーとかも買って、医療機関に渡らなくなってしまっていますが、アルコールは手指皮膚のバリアーになる大事な常在菌を殺してしまいますし、スプレーでは指間も含めて完全に感染性をなくすのは難しいので、必ず流水で入念に洗い流しましょう。
花粉対策と一緒で衣服は帰宅したら玄関で脱いで、直ちに風呂に入りましょう。
2018年度の日本人の死因第5位は肺炎(原因のトップは肺炎球菌ついでマイコプラズマ・インフルエンザウイルスなど)です。
死因全体の約7%/年間約9.4万人死亡、毎日均等に亡くなったとしたら、月間約7,880人死亡/1日約263人死亡しています。
どうですか?皆さんの予想よりもはるかに多くはないですか?
未来は誰にも予測不可能ですが、新型コロナウイルス性肺炎が日本人にとって危険だと言うのなら、肺炎自体が元々この程度の致死率の有る疾患で、危険だという事実を皆さんも認識しておいて下さい。まさに『風邪は万病のもと』です。
毎日新型コロナウイルス陽性者数や重症者数のみを報道して、感染はしたが無症状もしくは完治した方の人数を発表しないやり方には疑問しか有りません。その報道されない方の(既に抗体を持っている)人数を推定する為に、抗体検査を開始すると言った発表には賛成します。
いずれにしても、私たちも新型コロナウイルスだけではなく、肺炎球菌・インフルエンザウイルス・結核菌などにも感染して重症化したくはないので、今後の健康維持の為にも手洗いの重要性を覚えておいて下さい。
以前から公共施設の男子トイレでは、ほとんどの方が手をしっかり洗わない・もしくは全く洗わないので、ノロウイルス感染症もなくならない原因が、このあたりにも有るのだろうなと考えています。
ちなみにSARSコロナウイルスの場合、プラスティックの表面で3日間、痰・糞便中では5日間、尿中では10日間感染性が保持されるとされています。恐らく新型コロナウイルスも似たような感染性と予想されます。
皆さんそれでもトイレ使用後に手をしっかり洗おうとは思いませんか?しっかり流水で洗い流せば、石鹸がなくても洗わないよりは問題ありません。
そもそもハンカチやティッシュを常に携行していますか?ハンカチも毎日交換していますか?幼稚園や小学校で持ち物チェック・注意されていましたよね。
令和2年3月 院長より